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2013年9月3日火曜日

練習と本番の時間差

短距離走者は、スタート地点に立ったとき、何を思っているのでしょうか?




今までやってきた積み重ねの努力、支えてくれた周囲への感謝、


ゴールテープをトップで切るイメージ。。。


そういったものが頭の中で繰り返し流れているでしょう。


それが自信となり、強さとなります。




スタート地点に立って、もっと練習しておけば良かった、やばいなぁ、


他の選手がとても速く見える、自分はダメかも。。。


そういったものは、不安になり、スタートする前に勝負は決しているでしょう。




上記のたとえ、オリンピックの選手が一番分かりやすいですね。


オリンピックは、4年に一度開催されます。


そこまで、金メダルを手にするために、必死に、周囲と、そして自分と戦うわけです。


どうすれば速く走れるのか、そこには技術はもちろん、


精神的なもの、生活面も欠かせません。




だれよりも苦労し、人一倍練習を積み、最後まであきらめない。


そんな時間が長いから、オリンピックに出場する選手は、


みな堂々としているわけです。




それは、もちろんスポーツに限らず、勉強でも一緒。


本番=中間・期末テストですね。


みなさんのオリンピックは、入試になるでしょうか。


そこまでに、やることは全部やった、もうなんでもこい!!


どんな状態に持っていけるかどうかが勝負です。




今日授業をしたT君は、英単語を覚えることがとても苦手です。


授業最後にテストをするということを伝えたうえで、


単語練習をして、臨みました。


9問中、8問を正解しました。


夏期講習から見ていると、大きな成果です。


ちなみに、夏期講習のときは、多くても3問程度しかできていませんでした。




その違いはなにか。覚えようとしているかどうか、そこだけです。


たかが10問ほどの単語テストで、能力がどうこうなんて関係ないですよ。


覚えるまで、発音できるまで繰り返し練習できるかどうか。


テストに向けて、やれることを完璧にやれるかどうか。


まずはそこからです。


そこに、暗記方法だとか、勉強のやり方が関わってくるのです。


点数が取れない生徒さんに、勉強のやり方を聞かれることはよくありますが、


やり方うんぬんの前に、どれだけ同じ問題を繰り返して、覚えられるかです。




テストという本番に向かって、自分ができることは何か。


分からない部分はないのか。


めっちゃある?


だったらひたすら量をこなせぃ!!


考えているヒマがあったら、手を動かせぃ!!


テスト直前になってそうならないように、日ごろからペンを走らせぃ!!!




本番に向けてどうやるかという機会は、大人になってもたくさんあります。


そういった機会を乗り越えて、給料が上がったり、昇進したりするのです。


そのために、必死に勉強し、覚え、苦労しているのです。




生徒のみなさんのお父さん、お母さんを見てください。


家に帰ったら、疲れた表情をしていたり、すぐに寝てしまうかもしれません。


しかしそれは、みなさんと同じく、いやそれ以上のパワーを使って、


必死に勉強し、覚え、苦労しているのですよ。




家族が幸せでいるために、生徒のみなさんが良い思いをしてくれるように。




会社で言う本番は、昇進試験かもしれないですし、


会議での重要なプレゼンテーション、あるいは外国人との取引かもしれません。




生徒のみなさんが大人になったとき、


本番につぎ込む練習量が理解できていないとどうなるか、


お分かりですよね?




苦労して練習して準備したのだから、最高の結果にしたい。


そのための練習を、テストや入試という形で今しているのですよ。




できるできないじゃない、やるかやらないか。


やれば、おのずと結果はついてくる。


まずはひたすらやるべし!!




気合いと根性で楽しく!!!




TOMORROW IS ANOTHER DAY.
今日よくやったから、明日きっと最幸の一日になると信じよう♪




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